ラスターのアンティーク仕上げの方法です。
まず、市販のコンパウンドをご用意ください。
これが一番きれいに表面の塗膜を落とすことができます。
ホームセンターのお掃除道具のコーナー等で見つけられます。
私は、東急ハンズさんで購入。
きれいな乾いた布にほんの少しだけコンパウンドをとって、
ベース色を出したい部分に塗って行きます。
どのぐらい表層のブラック塗膜が落ちるかは、慣れて勘所をつかむしかないですから、
少しづつやってみてください。
一度、塗膜がはがれると当然ですが二度と元にはもどりません。
少し、づつ。出来れば目立たないところ、気にならないところからトライを。
塗ったらすぐに、布でコンパウンドを擦り込みます。
この時に、どのようなイメージで下地色を出したいか、それによって
刷り込み方が異なります。丸く円を描くように擦り込む、あるいは、斜めにかすれた
傷のように擦り込む、それによって出方が異なります。擦り込むその向き、
布で擦る跡が、そのままつまり味が異なるというわけです。
私の場合は、斜めに一定方向に刷り込みます。かすれた傷のような味わいを出して行きます。
どうでしょう?斜めにかすれた感じで下地のブルーが見えてきました。
全て均一に落とすことなく、ムラを残すことがポイントです。
ゴリゴリと一点ばかりこすり続けると、あっという間に塗膜が剥け過ぎてしまうので
要注意。それと、コンパウンドをずっと塗ったまま放置しないように注意して下さい。
これも剥け過ぎてしまう原因となります。
コンパウンドを塗った部分は、塗膜が剥けない部分も全て美しい艶が出て
輝きを放ちます。
(艶だけが欲しい場合は、革用のアニリンクリームをご使用ください。これなら塗膜は
剥けずに、艶だけが楽しめますので)
今度はこのバクLOGO部分を試してみましょう。
艶が断然違いますよね!
右側がコンパウンドを擦り込んで磨いたカスタマイズ後です。左側との違いは一目瞭然!
ただし、無理にコンパウンドを使わずとも、使い込むうちに自然と、塗膜のかすれや艶は
出てきます。本来は、それを楽しむのがこのアドバンティック加工の革の楽しみです。
あくまでインスタントに、直ぐに使い込んだ風合いを出したいという方だけに
お薦めのスペシャル加工ですのでご承知くださいね。
E.T